2025/04/20 22:52

Hello.goodloop

濁りと増水が続いていた4月前半の利根川ですが、
ここ数日は少し落ち着いた雰囲気。

濁りはやや取れた印象です。

と書いていた矢先、またしてもゲリラ的な
春の嵐、、

ダムの放水があったり、
川の情報が気になってしまう毎日です。

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静かな川の水面に光が反射する澄んだ朝。
そんな瞬間に投げたくて巻いた1本。

視界の良くなった利根川の流れに
ナチュラルカラーのフェザーと
ゴールドリブの煌めきを、、

今回使用したフェザーは
ワシミミズクのテイルフェザーと
気品漂うピーコッククイル。

スロートとテイルにはマラードのレモンカラー。
そして雉のランプフェザーを巻いてみました。
バルクのマラードは大部分がカールしていて
ウィングにするには選別が必要ですが、
テールに使うには良い弧を描いています。

昨年の記憶に残っているモンカゲロウの流下

それに合わせるようにレモンカラーのマラードは
ウェット、ドライ問わず良い仕事をしてくれる
絶妙な色合い。

フックは刈田スタジオ K.T.3鉤。
このわずかにアップ側に角度のついたアイ。

そして研ぎ澄まされ、瞬時に貫通しそうなフックポイントと
美しい曲線を描くワイドゲイプが気に入っています。

ソフトハックルやニンフにも良さそうなシルエットですが、
僕はウェットフライやストリーマーにも使用します。
今回イーグルアウル(ワシミミズク)のフェザーを
ボディに使用してみました。

細かな毛羽が立つ独特な質感は
生命感あふれる「虫っぽさ」を表現するのに
最高の素材。

触ってみて感じますが、気持ち良いほどに
ふわっとした細かな毛羽のボリュームがあります。
これをボディにぐるぐる巻きつけるワケです。
良くなる気しかしない。
巻く時は毛先を巻き留めてテイル側から
巻いていきます。
リブ用のゴールドティンセルを先に留めるの忘れずに。

スレッドを先に待たせて、
ハックルプライヤーでぐるぐる。
今回、名前の由来にもなったPhantom=幻影とか
Glint=煌めき、の中枢はここ。

細かな毛羽のおかげで
ゴールドのオーバルティンセルが主張しすぎず
うまく馴染み、リアルな虫っぽさを演出。

透明な流れの中、フライはより鮮明に鱒の目に、、

ナチュラルな色合いにチラつくわずかな煌めきが
幻影となって漂い、誘う。ことを想定しました。

「水中で何かがチラリと閃く。だけど、すぐに消えてしまう。」
「その一瞬の閃きのような存在。」

光の当たり方や流れの速さによって見え方が変わると思います。
スロートには、雉(キジ)のランプフェザー。

わずかに残るグリーンの色調が自然の生き物であるリアルさを表現。

白っぽく「掴めない存在」=Glint Phantomのように
うねりの中を漂い揺らめくことを想定した
少し長めのスロートハックル。
モンカゲロウをはじめ、
鱒が捕食対象として認識しやすいように
マラードフェザーの縞々は有効だと信じています。

今回はランプフェザーの上にパラっと。

装飾をするように2周、ハックリングしました。

ボリュームを調整しやすいように
片側をむしった状態。
こんな感じ。
ハックルセパレーターなどあれば使用すると
かなり良い雰囲気が出ると思います。
そして最後にウイングのピーコッククイルを巻き留めて終了。

イーグルアウルの気品漂うボディと
ラガータン オーバルティンセルゴールド Fineの
組み合わせが1番の見せどころ。

このボディでニンフやソフトハックル、
ドライで仕上げるのも一興ですね。

これを結び、流れの中へキャストするシーンを
想定すると胸が高まります。

記憶に残る一瞬を
Goodloopの流れの中で、、
フック:K.T.3鉤 #6
スレッド:ダンビル6/0 オリーブ
テイル:マラード レモン
リブ:ラガータン オーバルティンセル ゴールド Fine
スロート:フェザントランプ&マラード レモン
ウィング:ピーコッククイル